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書籍の宣伝手法 [電子書籍]

いま出版不況が続いており、各社とも書籍の宣伝に悪戦苦闘していますが、ちょっと面白いなあと思った企画です。

【池袋のホテルで、メガネ女子が『風俗行ったら人生変わったwww』を読んでみた。】
http://p.booklog.jp/book/54086

タイトルのとおり、池袋のホテルで読書会を実施しています。
その様子をレポートすることで宣伝しようという試みです。
読者感想の進化版といったところでしょうか。
写真も多く、楽しそうな和気藹々とした雰囲気が印象的です。


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あと、このような企画もありました。

【著者に合えるプレミアムランチ】
https://www.social-lunch.jp/cmp/premium/

塩野谷誠著『リアルスタートアップ』の出版記念として企画されたものです。
書籍の内容は日本国内において起業し、お金を稼ぎ、ごはんを食べ、仲間を守っていけるかについてリアルに考えるための技術を提供するものです。
本を手にする人は実行するかどうかは別として、心の中では起業したいと思っているはずなので、著者と会って勉強する機会を得られるのは魅力的なのではないかと想像します。
(※ちなみに実際に起業したひとに聞きますと、日本は規制が多くていろいろ大変みたいです。とくに目に見えない人件費が高い!)


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両方ともどれだけの効果を上げられたのかは分かりませんが、出版会の未来のために、どんどん新しい手法を試していって欲しいなあと思っています。
直接的な売り上げ増には結びつかなくても、マック戦術ではありませんが、活字ファンを増やしたり、書籍を買う習慣のなかった層に振り向かせるなど、間接的な効果がどこかにあるのではないかと信じています。

コミケでいろいろ観察したときにも感じましたが、まだまだいろいろな宣伝手法があるのではないかと。
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2012-08-13

趣味として物書きを続けている人間のひとりとして、少しでも活字文化が活性化しますように!
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