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中篇企画第一弾の結果発表 [ぼくの公募状況]

今年度中篇を4作応募しよう計画の第1弾、東京創元社SF短編の途中経過が発表されました。
残念なことに、ぼくの作品は1次選考の突破もできませんでした。

過去にSFマガジンのロボット短編(30枚)で1次選考を突破したことがあります。
そのときロボットSFを集中的に読んだのですが、瀬名秀明さんのような精緻なロボットは書けそうにありません。
だからとって、北野勇作さんのような、独特のゆるいロボットもこれまた微細な穴をヤリで貫くようなセンスが必要です。
とにかくいままでのレールでは勝てないと思い、既存のロボットにない分野を探しました。
ということで「中世の魔女狩りで殺された魔女のなかにロボットがいた」という歴史ロボット物という新ジャンルで挑戦したのですが、作品としてのまとまりがいまいちでした。
何人かに読んでいただいたのですが、オチが残念な感じということで一致してしまいました。

前置きが長くなりましたが、中篇計画第1弾は、まとまった話を書くことを最重要に掲げました。
そういう意味では、上手くいったと思ったのですが、テーマが人間とロボットとの愛情というありきたりすぎて、どんでん返しは入れたものの、公募にはまったく向かなかったのかもしれません。
逆に第二弾はかなりヘンテコというよりバカミステリです。
結果発表は8月頃なので、これまた楽しみです。

次に書くのは中篇計画第3弾(童話の海)、第4弾(オール読物)の次となる第5弾の福島正実SF童話賞です。
ここで第1弾の反省を活かして、いまあるネタのうち、ヘンテコな設定を採用することにしました。
オチがなかなか難しいのですが、平凡な設定からスタートするより、きっと、いいはず。
まとまりは二の次としまして(汗)

また、東京創元社SF短編の大賞が決定しました。
マイミクさんの山本ゆうじさんが最終選考に残られていましたが、惜しくも受賞を逃されました。
残念です!
http://www.tsogen.co.jp/sftanpensho/
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アトラン

>サイトーさん
東京創元社SF短編賞、残念な結果でしたね。
数を書いて挑戦するしかないものですよね。

オール讀物も挑戦されるのですね。
僕の方は、40枚に達しましたので、なんとか6月20日の締め切りには間に合いそうな勢いです。

傾向を調べると、オール讀物は、基本的なストーリーや人物描写が出来て当たり前、プラスかなり心情描写が厚いものでなければ、入賞できないそうです。
まあ、天下の文藝春秋社ですから。

僕も、非児童文学に初挑戦になるので、
一次突破できれば、御の字かなと期待しています。
頑張りましょうね。
by アトラン (2011-05-14 10:10) 

サイトー

>アトランさん
オール読物用の作品は、第1弾と同時平行で書いていましたので、けっこう低レベルです(汗)
草稿はできていますので、ここからさらに加筆修正が必要なのですが、どこまでいけるのか……。

お互いに頑張りましょう!
by サイトー (2011-05-15 05:39) 

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